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『赤間“AKM”直哉 デビュー1周年記念試合スペシャルインタビュー』

2024年5月10日に行われたプロフェッショナルレスリングJTOの後楽園ホール大会にて、長らくUWA世界ライトヘビー級王者として君臨していた赤間“AKM”直哉はそのベルトを落とした。

しかし、勢いは落ちるどころか更に増している。SNSにて、彼のデビュー1周年にあたる7.15後楽園ホール大会に「信じられないぐらい凄いことを仕掛けようかな」と投稿し話題に。

デビューから1年を迎えるにあたり、今彼は何を思い何を目論むのか。そして信じられないくらい凄い仕掛けとは一体何か。

デビュー1周年を直前に控える赤間“AKM”直哉選手の独占取材を、JTO公式の運営部が決行しました。

 

やりたければやってくれ!その分何倍にもして返してやるから!

ーー 赤間“AKM”直哉選手、本日はよろしくお願いします!

赤間 はい。よろしくおねがいします!

ーー プロレスラーとなって一年、環境や生活などご自身の中で様々な変化があったと思いますが、具体的にどのように変わりましたか?

赤間 まず、大きな変化としてはご飯をいっぱい食べるようになりました。超小食だったので食べる事が苦手だったんですけど、 おかずの量を少し増やしたり、ごはんを大盛りにしたり 2杯目行ったりとか。そういう形で少しずつ、食べる量を増やす事で体重を増やす事を意識するようになりましたね。

今までは自分のために食と向き合うことってした事がなかったけど、そこは1個プロ意識としてやらなきゃな〜と。大きな生活の変化かなと思います。もちろん筋トレなどもするようになりましたけど、1番の変化はご飯の量ですね。そのおかげでちょっと健康的になりました。

少し汚い話をすれば、ご飯食べたら30分後にはトイレに行ってます。33年間脂肪が全くつかない体質だったので、プロレスラーとしては中々に過酷な生活の変化かなとは思いますけど、でも少しずつ慣れてはきました。

 

ーー 元々太りづらい体質の選手は食べる事が大変だと言いますよね。

赤間 しんどいですね。今まではプロテインを摂取するという生活もした事なかったけどね。僕、実は少し薄毛が始まってたんですけど、プロテイン摂取することで少し髪の毛も健康的になってきたりとかして(笑)タンパク質効果で一石二鳥かなっていう。

とはいえ、まだまだプロレスラーの平均的な体重量としては全然少ない方なので、これからもっと体重増やせるように頑張らなきゃなと思っています。

 

ーー 環境や生活の変化以外にも気持ちの部分でも変化はありましたか?

赤間 2023年11月に新木場 1st RINGで行われたインディジュニアトーナメントに出場したんですけど、初めてのシングルマッチをしたんですね。しかも 1日2試合。

トーナメントは2回戦目で谷嵜なおき選手にボコボコにやられて敗退してしまったんですけど、それでも11分は試合に耐えたんですね。その試合を経験してから、 ちょっとやそっとの痛みは怖くなくなりましたね。

もちろん、どんなプロレスの技も痛いしキツイんだけど…「あ、あの試合を経験してるからまあ大丈夫だろう」みたいなメンタルになってきて。

普段やっているステージでの仕事上で、アクロバットで痛めたりとかあるんですけど、 プロレスの試合に比べれば!みたいにポジティブに考えられる部分もありますね。以前に比べて恐怖心が減っていったというか。だから何事においても挑戦する事が怖くなくなってきました。

もちろん常に緊張感と恐怖心は持ってないと大怪我に繋がるなという思いはあるけど、デビュー戦とかと比べたら、「あの技喰らいたくないな」「 あの選手の得意技怖いな」みたいな事は今は思わないです。「やりたければやってくれ!その分何倍にもして返してやるから!」っていう(笑)

痛い思いをした試合だったけど、結果的にメンタルもフィジカルも鍛えられたので、プロレスラーとしては良い経験だったのかなと思います。

 

ーー デビューからJTOのリングに1年間上がり続けている中で、団体自体の変化も何か感じたりしていますか?

赤間 すごく真摯な団体だったなって思うんですよ、僕が出会った頃は。 それこそJTOルールっていう純プロレスがあったり、もちろん今でもKING戦やランキングマッチやトーナメントもJTOルールですけど。

でも、なんというか…正直、選手それぞれに色があるというよりかは、団体のルール・やり方にみんなが準じてるっていう印象を持ってたんですよね。

けど今は選手が増えてきて、各々がやりたいことをしている印象に変わった。以前のJTOに比べると選手の髪の毛の色も派手に変わったり、 キャラクターもバラエティに富んできてますよね。ILLGRAVITYを先駆けに色んなユニットが活性化してきたかなと。

「あのユニットがこういう風にやってるんだったら、俺らもこうやってみようぜ」みたいな 刺激を良い感じに与えられているんじゃないかな?と思うんですよ。男子にも女子にも。

レスラーが男女混合の団体っていうのはあんまりないと思うので、だからこそできるバラエティーに富んだ試合をして、真摯的でベーシックな技術が必要となる試合も今だにやっているっていう。あえて例えるならば、 Uスタイル・ストロングスタイル・ルチャスタイルと全て持っている 選手たちの集まりになってきたんじゃないかなっていう風に思います。

エンターテイメントとしても、競技としても、1人1人の人間性としても、すごく豊かになってきた気がしますね。その刺激というか影響を、もしかしたら我々のユニットであるILLGRAVITYが作れたんじゃないかなという思いはありますね。ユニットはイルグラが先駆けですからね!

 

ーー ありがとうございます。赤間選手がプロレスをやる上でこだわってる部分などもお伺いできますか?

赤間 こだわりはSNSの使い方ですね。 SNSって、コアファンの人だけが見るやりとりをしても仕方がないなと思っていて。プロレスを全く知らない人にも「なんか面白い口喧嘩をしてるな」と思わせる事が1つの宣伝材料にもなるし、ただの言い合いをするのでは意味がないと僕は思ってます。

なので、あえて強気な発言をしてみたり、 あえて興味がないふりをしてみたり、あえて宣伝になるようなことをぶち込んでみたり。

相手がどんなに嫌いな相手でも、憎んでる相手でも、常にお客さんを意識したSNS投稿をしているし、イベントでプロレスの事を話すような時も意識しています。 それが僕のこだわりですかね!選手同士の喧嘩は、リングで決着つければいいのだから(笑)

“大きな夢を叶える”のは僕の“使命”だと思ってるんで、絶対に実現してみせます。

ーー 今”SNS”というお話が出ましたけど、 7月に赤間選手がデビュー1周年を迎えるタイミングで、兼ねてからSNSで「何か仕掛ける」「戦いたい相手がいる」といった旨を投稿されています。率直にお伺いしますが、ズバリ戦いたい相手とは誰ですか。

赤間 まだ何も決まってないし現時点では何も言えません。 勝手に名前を出す事も失礼に当たってしまう可能性があるので…強いて言うのであれば『メジャー』ですかね(笑)

実現するとなると色んなしがらみがあるかもしれないし「お前にできるのかよ!」といった意見を持った人もいるかもしれない。けど、 それを実際に叶える事ができるのが、プロレスラー赤間“AKM”直哉かなと。

あとは、そもそもJTOのリングでシングルマッチを戦う事が僕としては初めてなので、せっかくならドでかい相手と戦いたい。

それはサイズなのか、知名度なのか、はたまた 全くプロレスラーではない人間なのか。色んな想像を膨らます事ができると思うんですけど、その辺は発表までお楽しみにして頂ければと思いますね。大きな夢を叶えるのは僕の使命だと思ってるんで、絶対に実現してみせます!だって僕は、プロレスラーになるという夢を叶えましたから。

 

ーー 今これを読んでくださってる方とか、応援してくださっているファンの方とか益々気になっていると思うのですが…もしかしてTAKAみちのく選手ですか?

赤間 TAKAみちのく代表?(笑) もちろん世界を知ってるし、今でもメジャーのリングで戦っている選手。 それは間違いないです。けど、僕がTAKAみちのくとJTOのリングでやるときは…ベルトをかけてシングルマッチで戦いたいな!っていう思いがある。とだけ言っておきます。

 

ーー そうしましたら、もう少しだけヒントをください! 例えば、その選手から受けた影響だとか、その選手と戦うことで何を残したいと考えているのかなど、教えていただくことは可能でしょうか。

赤間 まず何を残したいか?というところで言えば、僕はプロレスラーとして、人間として有名になりたい。だから有名な相手と戦いたい。まずそこは強くあったんですね。

で、その選手はすごくコスチュームがかっこいいし、 コスチュームであんなに人を惹きつけられる人間ってやっぱり世界でも数少ない気がしてて。業界でもトップクラスにコスチュームでファンが沢山ついてるんじゃないですかね。

いろんな意味で、多彩な表情を持ってる選手なのかなと思うし。生き様に表情をつけられるプロレスラーってすごい事だなと思うので、僕もそういう選手になりたいなと感じているというのはありますね。

あとは地元。これがヒントかもしれないです。僕の地元は足立区なんですけど、足立区にはスーパースターのレスラーがたくさんいるんですよ。

あの人なのか?この人なのか?その人なのか?ただ、足立区出身のレスラーってみんなメジャーを知ってるんです。…今、あなたが想像したうちの誰かかもしれませんね。

 

ーー ちなみに、その人から受けた影響とかは?

赤間 その意中の選手って、デビュー戦から黒パンツで戦ってないんですよ。おしゃれな格好してリング上でパフォーマンスしてたんですよ。僕らのユニットであるILLGRAVITYの入場もブレイクダンスのパフォーマンスから始まるじゃないですか。

僕のプロレス人生もオープニングダンスとして入場パフォーマンスから始まってるし、その方も入場パフォーマンスで惹きつけることでレスラーの道をスタートさせてるんですね。今は違う形で入場を華やかにしてるけど、僕もいずれそういう風な華やかな入場をしてみたいな!と思います。ほんとに、色々な 縁を強く感じましたね。

 

“男子プロレスラー”が教える“女子プロレス”の戦い方。 軽量級の僕からするとヒントになる動きとかは沢山ある

ーー ありがとうございます。デビューも一般的な年齢としては遅く、プロレスファンの期間が長い上に、エンタメの舞台でも活躍している赤間選手ですが、これからJTOのリングでどんなことを仕掛けていくつもりですか?

赤間 先ほども伝えましたが、バラエティ豊かになってきた面白い団体だなと僕は思うので。ミックスドマッチとかも積極的にやっていけたらなと思っています。団体の意向は違うかもしれないけど。あくまで個人的に。

それで言うと、JTO GIRLSに魅力を感じていて、これはもちろん本人たちが1番わかってるとは思うんですけど…JTOは男子プロレスラー(TAKAみちのく)が教える女子プロレスの戦い方。 それはつまり、軽量級の僕からするとヒントになる動きとかはいっぱいあるんですね。

他の女子プロレス団体の女子選手の戦い方を真似しても、僕のやりたいスタイルは見つからないかもしれないけど、TAKAみちのく代表が教える女子プロレスラーの形! これはもしかすると、これから先の僕にとってのヒントが沢山あるんじゃないかなと思うので。

JTOガールズとの戦いも積極的にやれたら嬉しいなとも思いますし、男女ユニットというのは意外とプロレス業界では少なかったりするので、今後そういったものも生まれたら面白いのかなと思います。

そして、GENESISや明王というユニットがありますよね。爽やか軍団と極悪軍団。ああいう人間たちを僕たちILL GRAVITYがもっと輝かせたいなと。GENESISと協力体制を取るのか?戦うことで高め合っていくのか?は今後次第だと思います。

明王は、戦って潰し潰され、そんな血みどろの戦いを見せれるような、良きライバルになっていってくれたら嬉しいなと思いますよ。でも、僕は恨んでますけどね。ヒロ飯島もイルグラ裏切ったし!

でも万が一、僕らが潰されたら…また立ち上がってやるよ!という気持ちでやっていますね。潰すと言っても解散させるわけではない。徹底敵に倒すんです。奴らが解散しなければ、倒し続けられるんですよね?(笑)気持ちがいい!

  

入ったばっかりのプロレス業界で右も左もよくわかってません。けど、 上も下も関係ない

ーー 最後に、ご自身のデビュー1周年でありJTO5周年でもある特別な興行7.15 JTO 後楽園ホール大会に向けて意気込みがあればお願いします。

赤間 今から約1年前、たくさんの方に応援していただいてニュース記事にもしていただいて。世間の方が赤間“AKM”直哉を知ってくれました。 でも、僕はまだまだプロレスラーとしては知名度も低いし、俳優としてもダンサーとしてもこれからどんどん頑張っていかなきゃいけない。何足もわらじを履いてるからこそ、お客様に常に誠実な姿を見せたいと思っています。

僕は正直、入ったばっかりのプロレス業界で右も左もよくわかってません。けど、 上も下も関係ないと思ってますので、生意気にこんな対戦カードを実現してみたい!という大仕掛けを宣言します!

日本中の全プロレスファンに「赤間、やったな!」と思ってもらえるような、そんな素晴らしい“SHOW”をご用意できるように今動いてますので、7月15日の“開演 ”を楽しみに待っていてください!

Let`s the show begin!!

 

 

・赤間“AKM”直哉(アカマ“エーケーエム”ナオヤ)

東京都足立区出身。10歳よりトップアイドルの一員として活躍。数々のテレビ番組やライブに出演。その後ストリートダンサーとしてダンスバトルなどに出場し、19歳で演劇の道へ。天才劇団バカバッカのメンバーとして活動。26歳の頃にテーマパークパフォーマーとしても活躍し、今もなおトップパフォーマーとして人気ショーへ出演中。
2023年7月JTO後楽園大会で、華々しいプロレスデビューを飾り、誌面やニュースにも取り上げられる。2024年7月、JTO5周年記念後楽園ホール大会でデビュー1周年記念試合で大仕掛けをすると宣言!

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